藤子ショートショート
宇宙一密度の濃い藤子不二雄マガジン「Neo Utopia」
(ネオ・ユートピア。略称ネオユー)にて、
藤子不二雄作品にインスパイアされたショートショート小説を連載しています。
すべて一話完結。
通販で購入できますので、ぜひお手元に一冊どうぞ。
# | 作品1 (作者:玉生洋一 ) | 作品2 | 作品2 の作者 | 頁数 | 発行年月 | 号 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1秒タイムマシン | 選ばれた人からのS.O.S | ケンゴ | 4 | 2009/08 | 48 |
2 | 2つのサイフ | 劇画・怪物くん | 吉田恭 | 4 | 2010/02 | 49 |
3 | 不運児 | T・Pぼん「練馬の交通事故」 | 吉田恭 | 4 | 2010/09 | 50 |
4 | ミノタウロスの籤 | 2 | 2011/10 | 51 | ||
5 | ウソのパパ、嘘の夫 | 5 | 2012/08 | 52 | ||
6 | 串のはいったカメラ | 2075年3月11日 | 吉田恭 | 4 | 2013/08 | 53 |
7 | どことあるなんとある | 2 | 2014/08 | 54 | ||
8 | 憧れの二面性 | USOP細胞研究譚 | 吉田恭 | 4 | 2014/12 | 55 |
9 | 北京ダックの方程式 | 出木杉英才の憂鬱 | 吉田恭 | 4 | 2015/08 | 56 |
10 | 2016年のストーカー | 2 | 2016/05 | 57 | ||
11 | 娘のことで相談です | T・Pぼん「東日本大震災」 | 吉田恭 | 4 | 2016/12 | 58 |
12 | (※休載) | エスパー魔美 「少女殺害事件と内心の自由」 | 吉田恭 | 2 | 2017/08 | 59 |
13 | 宇宙を旅するロボットの決断 | 創作日記 | 新井大洋 | 4 | 2018/08 | 60 |
14 | となりの運命の彼女 | 2 | 2019/12 | 61 | ||
15 | のかとか | 忍者ハットリくん 「シャドウフィッシュの巻」 | 吉田恭 | 4 | 2021/05 | 62 |
16 | 黒い手帳は誰のもの? | まんが道 夢ぬすびと編 | 吉田恭 | 4 | 2022/08 | 63 |
17 | お嫁さんになってあげたのに | どことなくなんとなくトイッター | 吉田恭 | 4 | 2023/08 | 64 |
18 | 四畳半GC旅行 | T・Pぼん「アニメ化は記念法に則って」 | 吉田恭 | 8 | 2024/08 | 65 |
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関連リンク
- Kyo Yoshida's home page(本連載執筆陣吉田恭氏のホームページ。「著作」をクリックすると藤子ショートショートが読めます)
- 藤子ショートショート劇場(「藤子不二雄メールマガジン」に掲載された藤子ショートショートの一覧)
- 「Neo Utopia」公式サイト内の本連載ページ
- ショートショートの角砂糖(玉生洋一の一般のショートショート)
こぼれ話(玉生洋一)
連載のお話をいただいたときは真っ先に「書けない!」と思いました。
「2次創作は書かない(その分の時間は自分の創作にあてる)」と個人的に決めていたからです。
以前に自ら発行していた「藤子不二雄メールマガジン」に「藤子ショートショート」のコーナーがありましたが、僕自身は作品は執筆していませんでした。
ただ、
「敬愛する藤子不二雄先生の老舗ファンマガジンである『Neo Utopia』に作品を連載させていただけるなんてこんなにありがたいことはない」
と思い、結局書かせていただくことに。
そこで自分に折り合いをつけるために
「2次創作ではない作品にする」
「藤子知識のない一般の人でも理解できる話にする」
と決め、書いたのが『1秒タイムマシン』です。
『1秒タイムマシン』には藤子的な題材は盛り込んでありますが、既存の藤子キャラクターは一切出てきません。
藤子漫画を読んだことのない人でも理解できるSF話になっていると思います。
ただ、この目論見は第2作目『2つのサイフ』で早くも頓挫。
『2つのサイフ』は、名前こそ出してはいませんが、藤子キャラっぽい人たちが続々と登場する話になりました。
それから10数作品を書きましたが、当初のしばりをそれなりに意識したものもあれば、2次創作的になっているもの、ファンの心情を小説にしたものまで、内容は多岐にわたっています。
今は「藤子ファンが読む本なのだから、とにかく自分の藤子ファンとしての思いをこめて書こう」と思って毎回なんとかひねり出しています。
気楽に読んでいただければ幸いです。
以上、「2次創作を書かないと決意した僕が、現在、時には2次創作的なものも書いている経緯」でした。
更新履歴
- 2021.7.26:「こぼれ話」を掲載。
- 2021.5.26:このページを新サイトに移転。公開。